やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

#俳句、川柳

俳画 木下闇

どくだみの花。五月の緑の中に印象的な白い十字。真ん中の黄色がご愛敬。 またの名を十薬というだけに、薬効があります。匂いが嫌われますが、お湯に放すとその匂いは一瞬で消えますので、よくお風呂に入れてドクダミ湯にします。消炎作用があるようですね。…

筍ご飯

これでもかとばかり筍の入った筍御飯。 京都の料亭八百忠さんからいただいた筍。さすがに「えぐみって何のことかしら?」とでも言いそうな貴婦人のごとき筍でした。 贅沢にタケノコ三昧のランチ。 さりながら竹の子御飯というよりは。竹の子に御飯がまぶして…

四月の俳画 新じゃが

新じゃが 新じゃがって芽を出す力が強いんですってね。使い残した小さなジャガイモ、見事に芽を出していました。台所の片隅で、密かにたぎらせるものがあったご様子です。 句は おほ寺の庫裡に音なくくれかぬる おるか 絵を描いてから考えるものですから、い…

晴れ間が見えて

蜘蛛の巣に露 大雨の予報で心配していたけれど、晴れ間が見えてきました。 蜘蛛の巣に雨粒が。真ん中の黒いのは古い竹の葉、かな? 蜘蛛の巣になほ露の玉華厳蔵 おるか(句集青花帖) 華厳の世界は光の世界です。煌く首飾りの無数の宝玉がお互いにお互いの光…

美しき石垣

ゆきのしたの石垣 石垣の岩の隙間から花を掲げて、大群落を成している、ユキノシタ草。 虎耳草とも書きます。葉っぱのふくふくした感じが猫科の耳みたいだからでしょうね。 鴨足草とも書くのも葉っぱの模様に注目したのでしょう。 花は、その形が大の字に似…

花頸の

百合開く 活けようとして、うっかり落としてしまった百合の蕾。 手にとると固く、しっかりしていて、蛹か繭のようでした。それが三日前の事。 盃にいれておいたら、仄かに赤みがさして、今朝は、あえぐようにほころび始めました。 こんな状態でも咲かねばな…

白鳥の群れ

白鳥を見た! 国道と人家の間の田んぼに白鳥の群れ。 移動しながら土をしきりにつついて何か食べています。。暖冬で刈り残された稲のヒコバエでもあったのでしょうか。 田んぼは ずっと広がって居るのに、なぜ一箇所に集まっているのでしょう。集団生活がみ…

弐月の朝粥 立春とは云うものの、今朝の寒さはどうでしょう。 家の中が冷え切っています。朝飯前に上絵の窯を出して、ざっとチェックして、さて朝御飯です。絵の具が流れてしまったり、ちょっと残念な器達。家で使う食器は皆そういうものなんです。窯から出…

九月の表紙

ホームページの表紙は、いつも昼食の写真なので、たまには変化も欲しい、と思い、 時間は早いけど、晩酌メニューにしてみました。 それでも、あんまり変わらないのはなぜでしょう。 ともあれ、九月の月を待ちながら一献の気分を楽しもうと思います。

今月の俳画

もう九月。暑いことは暑いけれど、夕暮れが早くなってきましたね。 木々の葉はまだまだ青いとは言うもののやや硬くなってきたことが風の音で分かります。 秋風の音です。まさに古今集秋の部一番の 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる…

連句、初折の裏から名残へ

月日は百代の過客とはいうもののあっという間に連句も名残の裏に突入しております。 大急ぎでこれまでの展開を書き出しましょう。 初折り裏 おにぎりの丸と三角春爛漫 佐藤 空中散歩してみたくなり 佐藤 沖縄の海に素肌の触れ合いて 西 落暉に染まる自撮りの…

里山雑記

ここ数年、「とちの木」という俳句誌に連載してきたエッセーをまとめて一冊の冊子にしていただきました。 「里山雑記」という名前です。 加賀の里山の、あけくれ、つれづれ。 三十部ほどしかないので、自分の忘備録みたいなものですね。 もう少し足りないと…

芭蕉の館連句会第二回

連句の間、しばらく開かずの間になっておりましたが、連句は今年の一月から再開しております。 毎月一度の連句会を、楽しく続けて、すでに六か月がたちました。 名残の表に突入しております。 今日のお部屋の床の間には、スカシユリの仲間でしょうか小さく可…

金沢のお菓子

このブログでも何回かご紹介させていただいた、すてきな茶籠を御作りになる方が、今日は久しぶりに、この山里まできてくださいました。 茶籠新作を拝見しました。来年の個展に向けて、着々と作業を進めていらっしゃるご様子です。すごい。 そして、毎度のこ…

山菜シーズン

うるわしの五月 山々の緑の美しさはどう表現シテも言葉がたりません。 その翠の山から摘んできたばかりの山菜をいただきました。 蕗とぜんまいですね。薇はしたごしらえに時間がかかるので摘んだばかりではないかも。 有難う大自然。ありがとう、お隣のおば…

夏井いつきさん in 山中温泉

テレヴィで人気の俳人夏井いつきさん、昨夜は山中温泉で句会ライヴをなさいました。とってもたのしかったです。 明るくはっきりした口説で、あるときは辛口、あるときは親しく、人を逸らさない語り口はみずぎわだったものがありました。 写真一枚目は山中温…

一輪草が咲きました。

日当たりの良い川辺に真っ白な一輪草がさきました。 毎年、他の花に先がけて、季節の変ったことをを知らせてくれる春のことぶれ。 襞襟のように広がる葉の真ん中から細い花首を掲げた姿が、可憐です。 雪の下でひっそり身支度を整えていたんですね。 紫の一…

句集「ひょんの笛」

写真、句集右側の、おもしろいかたちのモノ達が、ひょんの笛です。 小さいのは,さる方が、金澤の公園だったかどこかでお拾いになったというもの。 大きめのが,ひょんの笛普及会会長の呼び声も高い、俳人深津健司氏が御手ずから磨かれた、ひょんの笛です。 …

今日は句会

月に一度、加賀の俳人の皆様と句会をしています。 四、五人の集まりなので、全員に都合の良い日がなかなかなくて、不定期です。 今日は久しぶりで、打ち揃って句会です。 とっても美味しいクッキーをいただいたので、丁度良かった。 連中の皆様の笑顔が見え…

名残の裏へ、そして満尾

山中温泉芭蕉の館での歌仙もいよいよおわりがみえてきました。 この三月、北陸は新幹線の金澤発着でうかれさわぎました。そんな2015年の三月ならではと、いうことで 名残の表9句目は うきうきと新幹線の話など 中江 フレアスカート風におどるよ 紺谷 1…

今月の俳画

寒い寒いといっているうちに今年も、はや15日が過ぎてしまいました。 俳画を描きました。 市内、動橋町の加賀棒茶ギャラリー実生さんに持ってゆきます。 なんだか去年もこんな風な絵を描いたような気がして不安です。 句は、あいかわらず拙速を尊んでしま…

12月の連句会

山中温泉の芭蕉の館での連句会。週末の大雪で足もとのお悪い中、5人の連衆が集まりました。 これぞ、風狂の友と申せましょう! 写真のように雪深い景色です。 さて今回は、 先月ついに初折の花の定座まで進み、 花吹雪団十郎になりきって 上出 という 歌舞…

十一月の連句会 花の定座まで

冷たい雨が降る中11月の連句の会はいよいよ初裏の終りへ、「花の定座」へとむかいます。 芭蕉の館のお庭の紅葉は散りゆくまぎわのあやうい美しさでした。 先月は初裏の6句目の冬の短句から無季の無常感あふれる一句の後、 月の句まででした。作者名が間違…

芭蕉の館連句会十月

初夏に始まった連句の会ももう十月。今日は初裏六句めからです。 私が勘違いしてしまって、申し訳なかったんですが、先月の 初霰踏みし仕草も幼めき 紺屋 の句に続けてもう一つ冬の短句をおねがいしました。今回はあらたにご参加くださった方もいらして句数…

九月の連句

秋めいてまいりました。連句の会も回を重ねるたびに連中の皆様の実力に感じ入るしだいです。 今回は、会場が秋のイベントで忙しく、今日、19日金曜日となりました。 さて、青葉闇の巻」もいよいよ初裏の第三句目。 先月は 黄昏の欅並木に鵯群れて 笠原 マ…

歌仙 初表進行中

山中、芭蕉の館での連句会も、三回目。今回から日程が第三月曜日のお昼1時半からとなりました。 芭蕉の館の玄関脇には、もう秋明菊が咲いていました。 部屋から眺めるお庭もきれい。 、先回までは、 発句 山中や湯の香かわらぬ青葉闇 橋本 脇 古き館に集う…

連句の会はじめました。

五月から連句の会をはじめました。 加賀の山中温泉、「芭蕉の館」で。 山中温泉は芭蕉も奥の細道の旅の途中で立ち寄った、歴史ある名湯の一つです。 鶴仙渓の流れに沿って旅館が並び、いかにも山深い佇まいです。 緑の中を通り雨がきらきら光るときなどは、…

はがき俳句9号その2

菖蒲湯の香り 菖蒲の青々とした剣のようなお姿を見れば、邪気を祓うといういわれも、おのずから納得!って感じです。 どうも風邪ぎみなので、今夜は菖蒲湯で無病息災を祈念いたしましょう。 山城温泉も菖蒲湯祭りのころかな。 祭りを知らせる昼の花火の音も、…

ハガキ俳句第9号

ガタンとポストに音がして、今日の郵便が届きました。 その中にカラフルがハガキが! お久しぶりのはがき俳句です。切手は蛍でした。粋ですね。こんな切手あるのね。 西原天気さんの 「さなかに」と題のついた5句から。 手に指がならんでをりぬ日雷 天気 雷…

連句ことはじめ

今月から、連句の会をすることになりました。 山中温泉の芭蕉の館という風情ある建物で、次の金曜日16日 夜7時半からです。 芭蕉が加賀の山中温泉に奥の細道の途中に立ち寄ったのは、元禄2年(1689)の秋。 山中で、北枝、曾良、と歌仙を巻き、途中…