2021-08-13 八月の俳画 #俳句、川柳 俳画 里山歳時記 絵は秋明菊です 乱雑な絵ですが、温帯低気圧の風に吹かれた庭と、思っておゆるしください。 句は、 ひぐらしや小橋に雲の影を掃き おるか 先日の台風の成れの果てのせいで、木の枝が随分落ちて、翌日の朝、お掃除したんです。橋の下は、いつもの優しいせせらぎを聞かせてくれる川とは、別の貌の川が、ごろごろ音を立てて石を運んでいました。橋の上は枝垂桜の枯れ枝が、そこここに。 日が射して来て、雲の影は橋の上も下も流れてゆきました。