やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

山道の傍らに

ようやく春の気配がしてきた山道の傍らに小さな不動明王の祠。いつも誰かがきれいなお花を供えていらっしゃいます。 道を挟んだ淵の主をお坊様がふうじこめてあるんだそうです。写真のとおり龍のような淵でけっこう深いんですよ。日本昔話の世界が生きている…

加賀棒茶

今日は加賀棒茶製茶場まで行ってきました。駐車場までも馥郁とお茶の香りが漂ってきます。あまりの香ばしさに誘われて茶房実生にお邪魔しました。 写真のとおり閑雅で趣味のいい落ち着く空間です。お花もすてき。 そしていただいた棒茶が肌寒い今日は、格別…

めぢから

いつも不思議に思うんです。 柔らかい草の芽が、軽い枯葉をどうして突きぬくことができるのか。 少し持ち上がった時点で、枯葉はカサリと横にすべり落ちてしまいそうなものなのに。 なにか不思議な力が働いているのでしょうか。いやと言わせない芽力が。

絵変わり

私は、下書きを描いてそれを写すことはしません。いつもぶっつけで描きます。そうしないと、どうしても絵に元気がなくなるような気がするからです。当然どの絵もそれぞれちがってきます。 だから一枚一枚違う絵変わりを描くのは好きなほうです。八十個ほどの…

なぜ?

伊吹麝香草の鉢の上に、薄汚れた残雪かとみれば、 白兵衛でした。よりにもよってふきっさらしのベランダで睡眠中。麝香草つぶれちゃうよ~。 空模様もかなりあやしいのに。と思ってる間に霰がふってきました。 おそろしく判断力の悪い猫なんですね。 ドアに…

野生のミケ

春めいた日差しに誘われて、草を食べに出たのである。 我輩はミケ、猫である。 なに?タマと見わけがつかないと!これだから素人は困る。我輩は黒い所は悪魔のごとく漆黒、茶色のところはピーナツ・バターのごとく艶めいて、白い所はグラニュー糖のごとく真…

ものの芽

川のそばにフキノトウの独特の緑がみえます。家の前の小さな橋の側には、愕いたことに一輪草がもう蕾をつけています。足元を見ると貝母(バイモ)の芽が! 植物界は温暖化に素直に反応しますね。バイモはいかにも弱弱しく、周りの草にようやく巻髭でしがみつ…