やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

奇跡の一枚

右側のお皿、泡のようなものがご覧になれますか?縁のあたりも変形しています。 窯に入れて焼くまでは、普通の中皿でした。 生地の中の空気が膨らんで、やきあがったらこんなふうになっていたんです。裏側もかなり膨らんでいます。普通、空気が入っていると…

色絵をだしました。

仕事が進まなくて、まいりましたが、久しぶりで上絵の窯を、どうやらたきました。ハ~暑かった。 それでも今日は曇ってやや涼しい…かな? ふと気がつくと蜩の声が遠くなって、虫の声がします。やはり季節は動いているんですね。 新涼の徳利に青き馬逃げる お…

八月の俳画

台風一過、どことなく気配が改まった感じ。秋めいた、とまでは言い難いけれど、空気がこの間までより澄んでいるような。 籠に入った昼顔と子猫さん。句は 初秋の風やや沁みる葉切傷 おるか 暑い盛りには、葉っぱもぐったりしていますが、秋になるに従って葉…

葉月の句会

歩いている間に干物になっちゃいそうな暑さ、にもめげず句会です! いつもながら御心入れのお菓子。この日は京都「和久傳」の蓮根餅「西湖」でした。 味はもちろん、写真上の竹かごの中に、笹の緑も青々とした蓮根餅。完璧な佇まいです。以前イスラエル人の…

残暑の候

外回りの後、九谷焼美術館の茶房「古九谷」へ寄ってきました。ほんの数メートル歩いただけで生命の危険を感じる暑さです。水分補給は欠かせません! 染付雲鶴茶銚、と 色絵捻子ぐい飲みは、ずいぶん、昔につくったものです。使い込んでいただいていてうれし…