やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7月の表紙

言いたくもないけれど、蒸し暑いです。 なんだか元気が出ないので、こういう時こそウナギでしょう。アンギラ・ジャポニカ頼み。 午後からは窯詰めで、立ちっぱなしの力仕事ですもんね。 ウナギ散らし、うざく、ウナギ卵とじ、などなど。ウナギ尽くしです。

六月の連句

歌仙もいよいよ名残の裏へはいります。 さて、先月は冬の句 十一句 咳けばショウウィンドウに己が影 梶 十二句 毛皮羽織れば街の華やぐ 西 という展開でした。 名残裏一句 犬に服着せて散歩の老夫婦 中江 をいただきました。前句では人間が毛皮を羽織ったの…

山羊パンさん

加賀には個性的なパン屋さんがあちこちにあります。 以前フランス人のパン職人さんのお店「メティサージュ」を何度かとりあげたことがあります。 ところが、なんということでしょう。その、メティサージュのムッシュー・ル・ブーランジェ、ご一家が南米に移…

紅一点

朝の夢の名残の中でうつらうつらしていた時、ピロロロ~という優しい声! 飛び起きました。十年ぶりに聞く赤ショウビンの声です。 窓からこっそりのぞくと、いました。朴の木から飛び立って、川の上の電線にとまっています。 写真を撮りましたが小さすぎて、…

今日の俳画

扇面に俳画を描きました。 紫陽花に川トンボ。 句は 吹き変わる風に雨の香ほととぎす おるか このところ俳画を描いているので順次載せてゆくことにします。 よくある、いかにも俳画らしい俳画でしかありませんが、こういうのを描いていると、何となく気持ち…

今月の俳画

加賀棒茶製茶場のカフェ、「実生」へ今月の俳画を届けてきました。製茶上の外壁がすっぽり工事用の覆いに包まれていて驚きましたが、営業中でした。 俳画は、牡丹に蝶。句は 平積みの古書の香苦き走り梅雨 おるか なんだか、絵と句が似合ってないですね。ま…

六月の表紙

雨に洗われて、一際きれいな六月の青空。 今月の表紙の写真を撮りました。翠の季節。朴の葉が、使ってくださいとばかり柔らかな緑をひろげています。 木の葉型の大皿には、いつもながらお隣のおばーちゃんのくださった蕗と加賀名物(?)すだれ麩の炊いたの…