やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十一月のアフタヌーンティー

秋の午後、クレープが食べたくなったので。表紙の写真にしました。 実は、十月から「うつわ歳時記」のホームページを一新しました。何せ20年前のやり方で更新し続けて、かなり老朽化しておりましたので。 どうぞ「うつわ歳時記」で検索して新しい方のペー…

枯螳螂

目まで枯色の螳螂・カマキリさん。 死んでいるのかと思ったらカメらに目を向けました。おそらく最後の日向ぼこを邪魔してしまったみたい。ごめんね。 昆虫の目はかなり広い範囲を細かく見るようですけど、それほどの情報をあの小さな脳で処理できるのか、い…

白山吹の実

見にくくてすみません。 画面の右下、左上、真ん中にも。じっさいには 黒に近いダークブルーの実です。 山吹と言えば 七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき 兼明親王 の、歌が思い出されますが、白山吹は花のはかなげな風情とは裏腹(?)…

秋のタケノコ、冬の花蕨

秋のタケノコ 顔を出したと思ったら文字通り破竹の勢いで伸びるタケノコ。中庭に植えてあるこれは寒竹なのかな。本当は笹の仲間だそうですが、たけのこは細いけどおいしいとか。 しかし、気がついた時にはすでに大きくなっていることが多くて口にしたことは…

芋茎の酢子

芋茎の甘酢ひたし、このあたりでは「すこ」といいます。かってに「酢子」と当て字してます。かわいい音ですね。 お隣の御ばーちゃんからの差し入れです。御ばーちゃんのお漬物や、郷土料理は絶品なんです。いつも、御裾分けいただいている私ってラッキー。 …

時雨の晴れ間にアフタヌーンティー

秋の光って、いいですよね。時雨の晴れ間の、黄色で、斜めで、すぐ消えてしまう一瞬の輝き。 アフタヌーンティーというと優雅な響きですが、私にとっては夜ご飯までの、もう一仕事のためのエネルギー補給という必要に迫られているので、雰囲気より実質重視で…

十月の俳画

ご無沙汰しておりました。はや十月、急に寒くてかじかんでおります。 今月は、木漏れ日の中にポテッと横になってる猫さんです。 家の周りは樹木が多いので壁も床も木漏れ日にゆれています。 句は 鳥影の縦横無尽神無月 おるか 葉のやや少なくなった枝影を横…