やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひらたけ

今年の極暑のせいでちょっと出のわるかったキノコたち。 それでも秋を忘れず顔を見せてくれました。 ひらひらひらたけ、舞うえ舞えマイタケ 菌類って不思議かわいい。土の中や古い木の中で、人知れず菌糸をのばし、ある朝、芝生の上に見事な菌輪をつくったり…

小蕪ちゃん

九谷焼美術館の初代須田菁華展から、かえると、玄関先に置いてありました。 コカブと春菊、とりたてのナメコなどなど。まるで、ごんぎつねの贈り物のよう。 お隣の御バーちゃんからです。ありがたいなぁ。無農薬でとてもキレイで美味しい野菜。 コカブはあま…

いただいた句集「とちの木」

神戸から届いた白い俳句誌「とちの木」 21ページの小さな誌面に俳句作品、作品鑑賞、エッセー、師大井雅人の添削を見るなど盛り沢山なないようである。 せりせりと秋の蝶とは忙しき 平岡千枝 国生みの島もちの木は花こぼし 川崎雅子 女郎花かたまりてゐて…

紅葉胡麻豆腐

加賀の紅葉の名所 那谷寺にいってきました。 芭蕉が奥の細道で「石山の石より白し秋の風」と詠んだ、あの那谷寺です。うららかな秋日和、ほろほろと紅葉した木々と白い岩山。それらを映す池にはハクチョウが、ひまそうに羽繕いをしていました。 那谷寺名物の…

小さき物たち

枕草子にも「なにもなにも小さきものはみなうつくし」とありますね。清少納言の時代の「うつくし」はかわいいということだった、と古文の時間に習いました。確かに掌に乗るような小さなものでにくらしいものってあるかな、と考えるとむずかしい。 なにか事情…

十一月の俳画

恥ずかしながら又、載せておきます。 絵は俳画というより料紙(りょうし)として描きました。 句は 電線の花野に垂れて湖国かな ポケットの数珠に触れるや時雨来る です。なんだか調子が似たような句になってしまいました。 それに、改めて見ると、すっごく…