やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

午後のお茶

日曜の午後 お茶 前回は、「緑の中でお茶」と書いたのに、お茶の方の写真がありませんでしたね。 器造りを生業としているのですから、その写真がなくっちゃ、とおもいまして、日曜の午後のお茶のテーブルを撮りました。 久しぶりでのんびりしたような気がし…

青葉の桜 永劫回帰

緑の中でお茶 枝垂れ桜も青葉になって、なんてゴージャスな緑。五月は美しい 定家卿の青葉の桜の歌、 春はいぬあを葉の桜おそき日にとまるかたみの夕ぐれの花 藤原定家 葉裏にまだ花が残っているのでしょう。残花というより余花の風情でしょうか。 最近の習…

里山雑記 玄関の水滴くん

ようこそ 玄関のまえにすこしばかり植えてある花の陰から。「ようこそ。」 水滴にしようと作ったので、お腹に水がはいります。 でも使ってみると猫がゲロ吐いているとしか見えない…。 それで玄関先でお出迎えしてもらうことにしました。名前はまだない。

俳画 山ぶどう

昨秋の俳画ですが 写真の整理してみつけてしまいました。 絵はさておき、句の 夕明かり̪翅脈つぶさに残る虫 おるか 季語が「残る虫」で「つぶさに」とは 切れているつもりなんですが、一行に書くと、どうしても「つぶさに残る」と続いているものとして読んで…

俳画 そらまめ

そらまめ 蚕豆が出回るころとなりました。今月の表紙のページにも書きましたが、大きな莢の中のふかふかのベッドに育まれた姿は、かわいらしく、その眠りを破るのは、かわいそうでたまりませんが、人間の業ですね。食べずにはいられません。 句は 母の日の鳩…

名残の桜チーズ

A l'ombre du jeun fromage en fleures 富山県黒部牧場のカプリーノ チーズ「さくら」 です。北海道の桜が散るまでの間、御作りになるんですって。 淡い桜色が美しい。ほのかな桜の香りが舌の上で儚く消えてゆく。人工的な香り付けは、あまり好ましく思はな…

五月の表紙

五月のランチ 明日はもう立夏。緑のまぶしい時節です。木々を見上げると枝の向こうの空が恐ろしいほど深い。山里は山菜の時節到来、のはずなのですが、ことしは、なぜかワラビやゼンマイが不作だそうです。自然環境が今までとは違ってきている気配が、何かと…