やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

金継ぎ 蘭鉢

ある朝、倒されて割れていた蘭の鉢。犯人は猫らしい。でもどの猫かいまだ特定できていない。 大好きだったので金継ぎをしてもらいました。 緑と金がきれいです。直してもらうとますます愛着がわきますね。 鉢が甦ったようでうれしいな。 蘭の鉢なので、根腐…

夏館

我輩はミケ、猫である。 我輩は六月の晴れた日を愛する。人間にはちょっと暑くても我輩にはちょうどいい気候なのである。適度な湿気も我輩の絹の毛並みをいやましにしっとりさせてくれるのである。 網戸に濾されてやわらかくなった風に残りの冬毛を飛ばしな…

柿蘭

梅雨の晴れ間、柿蘭が咲きました。渋い色合いです。 蘭としては丈夫で、良くある花ですが、自生してるのがちょっと珍しいかな、と思って載せて見ました。 工房と家のあいだのせまい中庭、水はけが悪く、日照も多くはない、さえない場所ですが、その条件を逆…

蛍川

蛍の画像を期待して御覧になった皆様、すみません。 さいきんは我が家の前の川にも。蛍はいなくなってしまいました。以前は「蛍を見る会」などもしたものですが。さびしいかぎりです。 小さな川なので、ダムやら開発やらのあるわけでもなく、取り立てて環境…

加賀の蜂蜜

養蜂家になりたいと思ったことがありました。ミツバチと一緒に花を訪ねて全国各地を巡る生活に憧れて。現実はもちろん、甘くはないのでしょうけどね。今でも庭の、朴の木や大山蓮華などの白い花の蜜が採れたらいいなと夢見ます。蜂蜜大好き。 石川県は蜂蜜コ…

せっこくの花

北陸も梅雨入りしました。 小雨の中に開いた石斛の花。白い花は色々あるけれど、石斛の花の白は、シルクのヴェールにつつまれた雪のよう。ひときわしっとりしています。 世話らしい世話もしていないのに、深窓の令嬢(もはや死語ですね)のような顔を見せて…