やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

蕪の新芽のニョッキとベイビー・アマローネ 今日のランチは、 蕪とチキンのニョッキ 蕪の葉の付け根、新葉の部分にはミントにも似た独特の味わいがあります。蕪を買うと大きな葉は切ってわざと数日、新葉を伸ばして摘み取ります。霊妙ともいえるそのお味、ま…

壱月の表紙 祥瑞捻子菓子鉢 今月の表紙が見られないとお叱り戴いたので再度写真を載せました。ついでに祥瑞について、少し話しましょうか。 祥瑞と呼ばれる焼き物は中国の明時代の末期1628年ごろから景徳鎮でつくられた磁器です。くっきりした藍色に精緻な文…

枯れゆくものの美 すべては、うつろう。滅びゆくものは、どうして美しいのだろう。「都市の廃墟もいいけど、人間の廃墟(墓のこと)を見る方がいい」とマルドロールも、たしか言ってたみたいな(うろおぼえ)。 昨日、京都大徳寺真珠庵での句会に参加しまし…

俳画 実南天 庭の南天にヒヨドリが来ている。騒々しく枝葉を揺らしながら、実をつつく。鳴き喚き、葉を散らし、思いっきり傍若無人だ。 南天の実はとっくに赤かったのに、今頃になってやってくるのは、他に食べ物がなくなったのだろうか。 美味しいものがあ…