やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

白い花の季節

雨に新緑が滲むこのごろは、。白い花の季節でもあります。 辛夷やオガタマはもう散ってしまいましたが、白い椿はまだ残っています。 その下に山芍薬、白花延齢草、稚児百合。雑草の花もよくみるとかわいい。セントウソウ、ナルコユリ、繁縷だって端正な花で…

青磁の花瓶に枯れ行く花

「いっぺん挑戦してみっか!]といった乗りで作った青磁の花瓶。 片手間にできる仕事ではないなと思ったので、以後焼いたことはありません。 長いこと使っているので、それなりに愛着もわきます。 綺麗な色ですね,青磁というものは。 雨後天青、雨の後の空の…

四月の連句会

お花見で忙しい時節柄、お集まり下さった連衆はわたしも含めて五人とやや寂しいながらも、楽しく歌仙を巻きました。 先月は初折の裏六句目 ひととき回る勝独楽の恋 弘美 という秀逸な恋の句で終わりましたので、こんかいも恋の句をつづけます。 七句 指きり…

残花に乾杯

花冷え、と云うにもほどのあるこのところの寒さ。 とは言え庭の植物群は次々と蕾を掲げています。 そして、桜は、終わってしまった。 花の間から柔らかな葉の緑がのぞきます。それはそれで風情ある色彩です。 外は風が寒いので窓から眺めながら散りゆく花に…

一輪草と イチゲ

今年も一輪草が咲きました。 かわいらしい花です。キンポウゲ科なので、多少の毒性があるとも,火を通せば大丈夫だとも言われますが、、わざわざ食べることもない。 我が家のちいさな庭に春一番に咲いてくれるキクザキ一輪草、あれは、またの名は白山イチゲ…

我が家の桜

今日は、加賀の街中は桜祭りです。毎年、葉桜祭と名前を変えた方が良いのでは?という眺めなのですが、今年は寒い日が続いたので花が長持ちしたとか。 葉桜もなかなかおつなものです。残花も、余花もまた風情があります。 このところの寒さは理不尽だと、天…

今月の俳画 枝垂れ桜

仕事場の窓から見える枝垂れ桜。今年の花はやや寂しい。 桜と橋の位置関係は、ほぼ上の図のとおりです。 昭和初期の挿絵みたい。説明的なつまらない絵になりました。 真ん中、やっぱりつまらない。 下、花のほか省略。花付きの良くない恨みを絵で解消しまし…

加賀の桜

九谷焼美術館に用事があって出かけたら、公園の桜が満開でした。 せっかくですから、二階のカフェから花をめでつつ、お茶にしました。 親水公園とかいう低湿地を利用したらしい公園から、困ったように流れ出している濁った流れには鯉もいます。この季節、川…