やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

稚竜箸置き、とうとう

毎年作る干支箸置き、やっと焼き上げることが出来ました。遅いよねー。 手前は、猫ティー・スプーンです。茶葉の量がちょっと少な目になるかな?でもカップ一杯分ならこれくらいかな。 もちろん、ワサビとか辛子とか載せるのに使ってもいいですけど。 ああ、…

雪の日

眠りを抜けると雪国だった! 一夜にしてそれまでの日常から異世界に運ばれてしまったよう。これでも、庭なんです。 雪吊はしません。お金もないし、藪椿や櫟など野山に普通に生えている木が多いので。とはいえ、うなだれて苦しそうです。以前四国へ行った時…

大聖寺散策

さびしい流れをめぐらせて 加賀大聖寺藩十万石の城下町。水銀色の雲の下の青磁色の水。北國らしい灰色のトーンの風景です。町の中をうねうねと、まるで出口を探すかのように川が這いまわっています。低地の町の川沿いの遊歩道には、低い木の橋がいくつもかか…

雨かんむり

こんな寒さの中に咲く冬薔薇。健気すぎる 冷たい雨が降っていました。「雪にはならなかったのだな」と思いながらも窯詰め作業が億劫で、とりかかれずにいましたら、庇を打つ音が変わって、沛然と霰。 飛び跳ねる粒がかなり大きい。霰と雹の違いって5ミリ以上…

蠟梅

午前中は、風花が舞っていました。大地震からまる一週間、風花は地面に吸い込まれるように消えて行きました。 晴れ間に外に出てみると、蠟梅が莟をつけていました。紅葉や招霊木の枯れ枝が、地震で落ちたのでしょう、絡まっていますが、明るい黄色がかわいい…

九谷焼美術館開館

地震の後、閉館していた九谷焼美術館が6日から通常通り開館になりました。 こじんまりした美術館ですが古九谷の名品も多く収蔵されていますし、心配でしたが、作品に被害はなく、施設の安全点検のために閉館していたと聞いて安心しました。 二階のカフェ「茶…

五日になりました

大変な年明けとなりましたが、今日から仕事始め、と、いたします。 今年もよろしくお願いいたします。 繭玉の内の虚空の明るさや おるか 稚竜箸置き焼かねば

地震の後

元旦の大地震。未だかつて経験したことのない揺れで、驚きましたが、御覧の通り 棚の上の器は一個も落ちもせず割れもせず、だいじょうぶでした。 お見舞いありがとうございました。御心配いただいて感謝しております。 右上の大皿などは皿立てが小さくて、も…