やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

花を生けるということ

紫陽花の花頸は、意外にごつい。葉っぱも大きくて面白みがないので思うさま切り落とす。来年の花のためとはいえ、首だけを切って大皿に盛り上げる。凄惨な眺めのはずである。しかし美しい。 もともとあった場所の調和の世界から切り取られ、断片として異界に…

スマイルザウルス

今朝の夢に現れた怪獣フィギュア。これがどこかの古びた机の上に並んでいました。 鷹さ15センチ~20センチくらい。 せっかくだから描いておきました。 見返りダイナソア。 こんなものがずらりと…。 ダイナソア十四五体もありぬべし おるか 考えて見ると鶏頭…

窯跡展示館まで

用事があって、市内の窯跡展示館まで行ってきました。 こちらは、昔ながらの九谷焼窯元のお家で、絵付け体験などができる施設です。 ろくろも体験できます。 九谷焼は、轆轤など成形と 絵付けが分業だったといいますが、壁一つ隔てた同じ屋根の下なら、きっ…

俳画 鉄線

鉄線の花が満開です。 その名の通り、鉄線の蔓は、「なんで出来てるんだ!」って思う硬さですね。 ベランダの鉢からあふれだして、外の花石榴の枝をがっちりつかんでいます。ただ、蔓性植物植に往々見かけられるように、巻き付いた相手の表皮に食い込むよう…

六月の表紙 アフタヌーンティー

初夏と云うには熟し、梅雨にはまだほんの少し間のあるつかの間の眩い季節。緑って、こんな輝かしい色だったっけと日々に驚く。 仕事場で一人だけのアフタヌーンティーを作業机にひろげました。イギリス式の三段重ねのスタンドの代りに、手付き鉢など使って。…

菖蒲

菖蒲いただきました。大きくて立派です。虫みたいな花がちょっと不気味。 しばらく鑑賞して、今宵は菖蒲湯にいたしましょう。 鋭く伸びた眞緑の剣。梅雨に向かって、邪気を払ってくれるでしょう。 菖蒲刈る山の向こうの昼花火 おるか 花火は夏の季語ですが、…

小さき者たち

先週から窯焚きの準備忙しくで更新できませんでした。 今回の窯では、新しい粘土と釉薬を試してみました。ついでに自分用のお遊びも。 ラッコ箸置きとか。ライオン筆架。 ライオン携帯スタンド。 仕事しながら携帯で、音楽聞いたり小説聴いたりしていますが…