やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秩父葡萄

毎年この時節に涼風とともに届く秩父葡萄。 いい色ですねー。秩父でもこんな見事な葡萄が取れるのねー!と感心しますが考えてみれば葡萄の名産地山梨県ともそう遠いわけではないし、当然なのかもしれません。 秩父、加藤ぶどう園のそれはみごとな巨峰。甘い…

ミケ影

我輩はミケ。猫である。 残暑というもオロカな暑さの毎日である。しかし早朝はさすがに爽やかになった。 蝉の声の中に、かすかに鈴虫やチチロの声が混じる。 そういえば、蜩の朝の太陽賛歌が、今年は聞こえないのはどうしたわけだろう。ミンミンやツクツクボ…

かいだんで読む

怪談を読むの間違いではないかと思われたことでしょうね。 なんのことはない。階段で読書するというだけのことでした。 残暑とはいっても盛夏と変わらない暑さ。 ばてているんでしょう。しばらく仕事していると集中力が落ちてくるのが自分でわかります。 そ…

スイカ

西瓜の涼しい赤 酸いか甘いか涼しいかスイカ お隣のバーちゃんが川で冷やしておいてくれたスイカです。こんなにたくさん。 大皿に盛ってしばらくみとれます。いい赤だなぁ。 染付の大皿は変化した市松模様というか、幾何学文様ですが、けっこう使い映えしま…

朝顔

立秋を過ぎてから、朝顔はたくさん咲きますね。 江戸時代は朝顔のさまざまな品種がつくられました。若冲の鶏の後に描かれた紺と白のくっきりそめわけになった朝顔なんか粋ですよねー。 朝顔や一輪深き淵の色 蕪村 たしかに、涼しい青色がやっぱり朝顔だよね…

新涼

立秋もすぎ、こころなしか風の気配が変わったような気のする今朝。 裏口を出たところでさみどりのカマキリさんに会いました。写真よりもっと明るいフレッシュ・グリーンの若々しいカマキリです。 白壁に片足をかけて、さてどっちに行こうかと思い悩む風情で…

葉書俳句

ひらりとまいこんだ葉書俳句。一陣の涼風のように。 炎天を運ばれて、葉書も少し熱くなってました。 西原天気さんと笠井亜子さんの俳句が五句づつ。イラストも涼しい色相です。 大暑なり石をつつけば死んでをり 天気 万緑や牛乳瓶の濡れて立つ 天気 路傍で炎…

夕涼み

日が傾きだす頃、蜩が鳴き始めます。もう八月。俳句歳時記によれば、すでに晩夏なんですね。 ベランダの夕顔の開くのを待ちながら、しばし夕涼みです。 ガラスの一輪挿しに冷酒を入れて。 ワイン用のストッパーがぴったりはいるので便利です。 吹きガラスの…