やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

文月尽

暑い。言いたくもないけど、でも暑い。 絵付け仕事の机は家の中で一番明るい場所にある。つまり日当たりがいい。ので、暑い。 夕方になって風はやや涼しくなってくるけれど西日がきつい。 ちょっと一服して外の朴の木に少し斜めの光が当たるのを眺める。 ふ…

長梅雨のお昼

北陸は未だ梅雨が明けない鬱陶しいお天気です。 曇っているから、思いっきり蒸し暑い。 食欲がないので、このところお昼は、素麺、冷や麦。今日はざる蕎麦です。 ざるじゃ無くて小丼ですけどね。 絵付けのための仕事机ではなく、書道や絵をかくときの机です…

上絵の窯を出しました。

小さな上絵の窯をだしました。 写真で御覧のように、ほんとうにこれだけ。寥々たるものですね。 その割に細かくて裏側にも絵があって、持ちにくいものが多く、窯詰にやたらに時間がかかるんです。もちろん描くのにもね。 儲からないわけですね。まぁ、好きな…

今日のお茶 イラストレーション展

昨夜は上絵のかまをたきましたので、今日は日中はお休みにしました。 近くの美術館へ行ったり、大好きなパン屋さんに寄ったり、。 金津創作の森美術館では「Being green/緑でいること・イラストレーション展]が開催中でした。 なんでも大画面で見ると、普通…

初裏に入りました

連日の猛暑ですが、芭蕉の館は、いかにも涼しげなしつらいの夏座敷に、野山の気をかんじるおはながいけてございました。紅色の紐のような蓼の花、半夏生、白桔梗等等。 凝った華道家の花みたいじゃないところが涼し気です。 さて、先月は一気に初折りの裏ま…

窯焚きランチ 「シャーロック」のことなど

今日は本窯をたいています。小雨の降りそうな窯焚き日和です。 そんなわけで、ゆっくりお料理している気分でもないので、大皿の上の巨大ピアディーナは冷凍ものです。 チーズは灰でコーティングされたソットチェーネレ、黒トリュフ入りです。何の木の灰か忘…

甘草の花

毎月、市内の加賀棒茶製茶上ギャラリー「実生」に俳画を届けています。(もちろん器も展示させていただいています) 今月はうっかり遅くなってしまって、大慌てで絵を描き、苦吟して俳画を仕立てました。 絵は甘草の花、 句は 山並みの紺夏帽子古びけり おる…

イノシシの舞

山水を汲みに出たら、道に足跡が! 熊じゃないですね。イノシシみたい。 確かに、道のわきの看板の下が丁寧にほじくり返されています。 イノシシさんの夜なべ仕事の跡ですね。 この看板の下には特においしそうな草はなかったはずです。何を探していたのでし…

紫陽花

梅雨の季節の花といえば紫陽花。 山道に額紫陽花が咲いています。環境が合うのか、庭の紫陽花も大きくなりました。アジサイは日本の花、シーボルトが愛人の「お瀧さん」の名前を学名にしたことも、有名な逸話です。 変化にとんだ、微妙な色調がきれいです。…

七月の表紙

今日は七月一日、氷室の日です。 氷室饅頭たべました。 今月の表紙は、昨日撮りました。青山椒の香りの中で、ソーメンです。 いつも料理の写真を撮った後、自分で全部たべるんですけど、さすがにソーメン二人分の後お饅頭はむりだったので、ちゃんと氷室の日…