やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

茶房古九谷

県立九谷焼美術館のカフェ茶房古九谷。 美味しいお茶が飲めて、季節の緑が綺麗で、いつ行ってもゆったりした気分になれます。 久しぶりの青空にさそわれて、公園を抜けて歩いてみました。 梅の花の香りがしました。桜の莟も大分膨らんできています。 茶房に…

今日は句会

月に一度、月曜日に、近くの句友が集って句会をします。 準備といっても、なにもしません。部屋のお掃除は日曜日にしたからいいことにして、せめて花でもと庭に出たら、今朝は真っ白に雪が積っていてびっくりしました。ようやく見つけたクロッカスと菊咲きい…

「檀れいの今残しておきたい、日本の美しいものたち」

テレビ番組「手わざ恋々和美めぐり」が本になりました。 恥ずかしながら私も載っております。檀さんが撮影で当方にお見えになったのはもう一年も前になりますね。 びっくりするほど小さなお顔に生真面目な表情を浮かべていらっしゃいました。書道もなさるそ…

鴨じぶ定食

春霞たつを見すててゆくかりは花なき里に住みやならへる 伊勢 今年は雁や鴨の北への旅たちもおくれているようですね。 と、いうわけで加賀市の料亭ではまだまだ鴨料理がいただけるんです。 加賀市の鴨池に毎年沢山の鴨が飛来します。伝統の坂網猟という方法…

黄連の花

三月も半ばというのに、今年はまだ初蝶をみていません。 鶯の声も聞こえない。 それでも、裏庭でオウレンの花を発見。毎年二月の末頃に、雪間に小さな星のような花を掲げてくれる嬉しい花です。 二週間くらいは遅れていますね。 オウレンの根は漢方薬では健…

春の雪

薄紫の雲の間から茜さす日光とともに微笑む我輩。 春の夜の夢の浮橋とだえして峯にわかるる横雲の空 定家 の一首のごとき、耽美な光景と思う向きも多かろうのう。 我輩はミケ。猫である。 勿論、雲の間にいるのではない。じつはお布団の間に避寒しているので…

ふきのとう

まだまだ寒い日もありますが、植物界は着実に春へ向っていますね! ふきのとう発見!さっそく苦味を楽しむ胡麻和えに。 写真ではちょっと一杯そえましたが、お昼からお酒は飲みませんですよ。仕事できなくなっちゃいますもの。 このあとお隣のおじーちゃんか…

一輪草が咲きました

日当たりのいい川べの土手に、他の花に先駆けて咲く一輪草。 雪の消えるのを待っていたのでしょう、白い花が太陽に顔を向けていました。 一輪切って室内ににもちこむ。春の気配を招き入れる気分です。かわいい。 花器は黒陶、古いものだそうですが、良く分か…

三月の俳画

三月の声を聞いた途端に春めいたお天気になりました。 橋の脇の土手をのぞいてみたら、ありました。毎年春一番に割いてくれる一輪草の花。 雪の下でしっかり準備していたんですね。午後になったらつぎつぎと純白の花弁を太陽に向けて開きだしました。嬉しく…