やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オガタマ(招霊木)の花が咲きました

手前のトサミズキも賑やかに咲いています。 おがたまの花はそのはるか上空です。 朴の花をキュッと引き締めたような純白の花。 香りも良いのですが,高い所過ぎてわかりません。毎年ある日突然満開になっているんです。 おがたまは、あまり見かけない木です…

三月の連句会

歌仙「「御代の春」の巻も初折の裏にはいりました。 表の最後は 時代まつりの笛の音かすか 梶 さて初折裏の一句目は 読みふける「水底の歌」秋時雨 平井 「「水底の歌」は梅原武の1970年代に発表した著作。「柿本人麻呂論」と副題があるように石見の国へ…

四月の表紙

桜の器ばかりの食卓。 盛り付けはほんの少しづつ。 器の模様を見でお花見です。。 庭の桜はまだ莟ですが、ちょっとだけ早いお花見気分のお昼ご飯です。

錦窯 窯出し しました

展示会用の春の食器、やっと窯出ししました。 全部ではありませんが、この中から選んで荷造りする予定です。 やはり上絵は明るくて気分もあがります。 あめつちのうららや赤絵窯を出づ 水原秋櫻子 うまい句だな~! 上絵というのは釉薬の上、表面に色絵の具…

山並み遠に春は来て

山並み遠に春は来て 辛夷の花は天上に 雲はかなたにかへれども かへる辺しらに越ゆる路 三好達治 三好達治の詩集「花筐」から。 謡曲花筐のぶたいは、ここからそう遠くない越前の味真野でした。そのせいもあって、山道を走りながら、この詩をいつも思い浮か…

今月の俳画

三月といってもまだまだ寒い日もあるこのところ。 先日丸八製茶場ギャラリー実生三へ、今月の俳画をとどけてきました。 ちょうど八の日だったのでスペシャルメニューのお抹茶と御団子をいただくことができました。 おだんご柔らかい~! 絵の猫さんが栗鼠っ…

お礼とお知らせ

まずは御礼から。 角川書店「俳句」をお読みの方はご存知とおもいますが、拙句集「青花帖」が星野立子賞の候補になりました。結果は残念!だったわけですが推奨してくださった黒田杏子先生、お言葉を賜った宮坂静生先生ありがとうございました。 それから、…

三月の表紙

今日は、ちょうどお雛祭りでしたので、 散らし寿司にしてみました。 散らし寿司って、大したものはなくとも簡単でそれなりににぎやかで、ひな祭りしましたって気分になれます。。 あ、猫雛出すの忘れてた。 人形(ひとがたって読んでね)のお雛様は飾らないと…