やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2018-01-01から1年間の記事一覧

おせち料理、ちょっと味見

雪も積もって寒さもズーンときびしくなりました。 大晦日ですものね。簡単手抜きおせちをちょっと味見して写真撮りました。 明日、アップできるといいな。 椿や紅梅などなど、花いっぱいの新春気分です。

今日の加賀ボウチャギャラリー実生、と俳画

お正月の俳画を届けてきました。 句は 初茜裏山をふむ蹄の音 おるか この句、もし鎌倉とか、京都いえ近江でもあったら、仄かに開け初める冬の朝の空気の中、戦の軍馬の音か、早馬の足音を幻聴した、句。と読むところでしょうが、拙宅のある山里では、もろに…

句集だしました。

先月のことになりますが、 句集出しました。出版社から届いたのは少し前ですけど。 来年の干支、イノシシ箸置きが控えております。

十二月の俳画

雷鳴が聞こえます。北陸の冬の雷のすごさは、神々のテロってかんじです。 今月の俳画。 枇杷の花にゴジュウカラ。 枇杷の花よごるることのあたたかく おるか 「枇杷の花」と「あたたか」で季重なりかもしれませんが、この暖かさは。気分的なもので、実際の気…

冬の日

「奥の細道」にも「北國日和さだめなし」と書かれた、北陸のお天気。 この季節は特に、降りだしたら、霙になったり霰になったり,かと思えば、ふいに日差しがあったり、めまぐるしいほどです。 寒いのは苦手ですが、冬の透き通った光は好きです。 思いがけな…

イノシシ軍団

釉かけ&窯詰めを待つイノシシ軍団。の、つもり。 なんだか絵付けしているうちに、違う動物みたいになってきちゃったですけど、 目つきのちょっと きつい瓜坊くん達。 さて、明日は窯焚きだ!

十二月の表紙

十二月。 祖父母がクリスチャンだったので、イエス様のお誕生日として子供のころは一応楽しくクリスマスをお祝いしていました。。 寒くて暗い時期にキラキラしたお祝があるのは、うれしいものですよね。 アドヴェントのこの季節、シュトーレンを少しづつ齧る…

十一月の連句

十一月の連句 今年の紅葉はきれいですね。山中温泉の綾取り橋から眺める山々も渓谷も紅葉紅葉です。 さて先月は、名残の表に入りました。無季の句 病室に遺書はないかと探したが 西 ははのへそくりこんなにあった 梶 この世のすべてを盛り込む歌仙には、生老…

カマキリさん

寒くなってきました。 虫の声が聞こえなくなってどのくらいたったでしょう。 赤とんぼは、週末数匹見ましたけれど、今日はもういません。 カマキリが、がんばってます。 とはいってもほとんど動こうとしません。 壁に貼りついている枯れ色のカマキリ。カメラ…

カエルさん

家と工房の間の小さな庭。 草むしりしていたら、ぴょん!とお出ましに。 えーっと、 アカガエルさんでらっしゃいましたか? そろそろお寒うございましょう? 寝るところ物色中でらっしゃいますか?早く見つかるといいですね。 冬眠場所を御探し中の蛇を「穴…

紅葉狩り

ちかくの那谷寺まで紅葉狩りに出かけました。 家を出るときは、うららかに晴れていた空が那谷寺の門をくぐってほどなくパラパラと雨粒をこぼしてきました。 紅葉時雨というのでしょうか。空は明るく、梢は輝きながら、足下の苔の緑はしっとり潤っている。と…

十一月の表紙

ネットも固定電話も切れちゃったり、家の電気も故障したりと散々だった十月。 十一月は穏やかにあってほしいものです。 家の周りも紅葉そろそろ見ごろかな。 十一月の食卓は、思いっきり柚子です。

十月の連句会

yようやく秋めいてまいりました。うららかな青空の広がる山中温泉芭蕉の館、十月の連句会です。 蛍火の巻もはや名残にはいりました。 先月は花の定座 橋三つ巡りて花の人となる 梶 という名吟を得まして、 茶摘みの唄を明日につなげる 西 という名残へ思いを…

加賀のおいしいカフェⅣ茶房古九谷

公園の木々もうっすら色づいてきました。 枝影を踏みながら歩くと九谷焼美術館。その二階に茶房古九谷があります。 珍しい中国茶が楽しめます。 今日は栗の香りのプーアール茶をいただきました。確かに栗の香りです。 その香りだけで何となく甘く感じるのは…

あけびの実

おとなりのおばーちゃんから、またもらいました。 あけびの実。 さぁ、鳥よ虫よ食べに来い!って感じで真っ二つに開いています。 その実の部分は、甘いですけど、もう、ほぼ種、種、種。 ことしは、大雪の後の猛暑、台風と何かと災害の多い一年でしたが、植…

加賀のおいしいカフェⅢ

このところ加賀の好きなカフェを取り上げていますので、今まで、何度となく書いたところですが加賀棒茶場ギャラリー実生も、また写真のっけておきます。 毎月俳画を飾ってくださるところです・もちろん器もね。 今日は煎茶をいただいたら、私の急須で出して…

今月の俳画

ギャラリー実生へ持ってゆく俳画 秋海棠です。 句は 水澄むや水底ながめをるままに おるか 秋の空気も澄んできますが、水もまた澄んできます。「水澄」いい季語ですね。 水底をじっと見つめながら、「ああ、水が澄んできたな、秋だな」などと思う。 自分で解…

十月の表紙

やれやれ、なぜか今までの画像処理のアプリが使えなくなって写真撮るのに苦労しちゃいました。 勝手にヴァージョンアップだかなんだかしらないけど、やらないでくれませんかねー。 ああ、愚痴ってしまった卑しいですね。 ともあれ、こんな写真です。 ああや…

猫寺から猫カレンダー

名月の夜はミケ様五回忌。 福井県の猫寺へお詣りしてきました。 境内のあちこちに、猫が落ちています。 近づいてもピクリともせず熟睡中。社務所に入ると戸を開けた足元に、猫寺の犬アンディ君がねそべっていて踏んづけてしまいそう。こちらも目を上げるけど…

九月の連句

歌仙蛍火の巻も初折の裏、後半に入りました。 先月は恋の句 名前を読んで空振りの恋 梶弘美 まででした。さて、この恋はどう展開するのでしょうか。この句会、恋の句は毎回すっごく盛り上がっちゃうんですよね。 さまざまな恋句の中で、ちょっと変わったテイ…

コーヒーのおいしいカフェ その2

この間、小さな町の町家カフェ、フゾンを御紹介しました。 昨日、もう一軒の方に行ってきました。雨上がりの、とてもキラキラした光の降ってきた土曜日だったので、ちょっとだけ遠出したくなったんです。 遠出といっても車で20分くらいかな。滝ケ原石とい…

カフェでコーヒー

美味しいコーヒーが飲みたくなった時、出かけるのは小さな町のこのカフェ。Faisons Cafe and Studioです。 チーズケーキも美味しいけれど、さすがにこの日は売り切れでした。もう一軒、滝ケ原カフェのコーヒーも好きだけれど、そちらは、週末くらいしか開い…

ビル谷間の百合

ちょっと町まで用事があって、人気のない裏通りをあるいていたら、 風に弱弱しく揺れていました。 駐車場の仕切りに。 雑草に交じって、 一輪のユリの花 なんて白いの。 「神は、野のユリをソロモンの栄華にもまして装わせ給う」とマタイによる福音書あるけ…

形起こし

雨です。急に冷え込んで、長そでのTシャツの上にカーディガンをはおりました。もう秋だ。 いつまでも、「夏バテで…。」なんていってられません。 気を引き締めてお仕事いたしましょう。 大雨、台風、地震、と災害の相次ぐこの日本。普段の生活をしていられる…

九月の俳画

今月もまた俳画を描いて加賀市動橋町の加賀棒茶製茶場&ギャラリー実生まで、持ってゆきました。 描いたのは、山道でよく見かけるつる植物です。 実がトルコ石みたいで、とてもうつくしいんです。見るたびに「きれいだな、なんて植物かしら」と思っていたけ…

八月の連句会

歌仙蛍火の巻も早くも初折の裏に入りました。 七月の連句会では 影の出で入る盆踊りの輪 正藤 という奥行きのある句から、秋の句をもう一句続けたいと思いました。 初折裏 折立一句目 廃村の仏訪ねて花野ゆく 平井 秋の草花がそれぞれに咲き乱れる花野は、華…

秋の気配

小さなコンソールの しばらく開かなくなっていた、引き出し。 作家さんが少し削ってくれました。 しばらく光の当たらなかった引き出しの中は、手袋の革の匂いと、 チョットだけ新鮮な胡桃の木の香り。 コンソールになった胡桃の木の生えていた山では、そろそ…

九月の表紙

ちょっと早めですが、九月の表紙。 まだまだ残暑厳しいこの頃、雨が降っても蒸し暑さがますだけ。 食欲がなくて、果物とか前菜みたいなものばっかり食べています。 そんなわけで、そのとおり、オードブルもどきと果物のランチです。たまには大皿お見せするの…

猫さんハリコーシュカ

ミケ様が長逝してから,はや三年。来月には四年目に入ります。 早いものです。これだけ長い間、猫をきらしたことはありませんでした。。 猫様の喉ゴロが聞きたいと思う反面、どんな猫も、ミケ様ほどは愛せない、と思うし。 暇があると、猫の絵を描いています…

応答せよ!大人のスィーツ!

残暑というにもほどがあるこの暑さ! こんなに本格的な夏バテはひさしぶりだな~と情けない感慨に浸ります。 なけなしの元気をふるい出そうと冷たいスィーツ大盛り。 ブッラータチーズにキールのゼリー。 ベランダのハーブ類も息絶え絶えですが、イタリアン…