
小さめの、しかし、すこやかな唐辛子。なんという赤さでしょう。赤の中の赤。
写真では、影が映りこんで、やや暗めになってしまいましたが、日光の下、輝くばかりのクリムゾンの色調の深さに、むしろ厳かにさえ見えました。
赤は血の色で、生命力豊かさの象徴のように、普通感じられますが、深い瞑想の中では、神の怒りの色、その中で、人は真に祈ることを知るともいわれます。
バチカンの枢機卿様方のお召しになるカーディナル・レッドは殉教の血の色とも言われますし。
採りたての赤唐辛子の赤のあまりの鮮やかさに、つい大仰なことを思ってしました。
豆皿の私の描いた唐辛子は、乾燥してひねてます。
日輪のふいに傾く唐辛子 おるか








