やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

たんぽぽ、雪国仕様

冬葉ロゼットの間に太陽の欠片のような明るい黄色。たんぽぽを見るとようやく春が来たとうれしくなります。 御覧の通り茎がほとんど見当たらない。雪国ならではの姿でしょうね。この間まで残雪の下になっていた場所なので。もっと暖かくなるころには茎も伸び…

早春の草花 黄連

庭の隅の小さな流れの両側に、いつの間にかひっそり咲いている白い花。 漢方薬に使われる黄連です。まっ白で細い花弁が線香花火のよう。その通り儚く消えてしまいます。 やはり早春に咲いてくれる一輪草とおなじキンポウゲ科の植物です。この科は毒草が多い…

蕗の薹見ーつけた

春のように暖かな一日でした。残雪も大方消えて、緑の草の芽が愛らしい。 蕗の薹見ーつけた。まだ小さなフキノトウ。摘むには可哀そうかな。 蕗の薹切れば雌花でありしかな おるか ご存知の通り、蕗の薹には雄花と雌花がございます。 写真の蕗の薹さんは雄花…

春の雪。溶けゆく

一晩にけっこう積もりましたが、やはり春の雪ですね。お日様が出るとみるみる溶けてゆく。 植木鉢の上の雪兎と猫も、みるみる溶けて哀愁があります。もう一匹子犬が右側にいるんですけど、目が片方落ちてかなり哀しい姿になってきたので遠慮しました。 猫の…

春よ来いニャゴニャゴ

猫のお雛様たち大集合。 「小さきものは、みな うつくし」と清少納言さまもおっしゃいましたが、たしかにそうかも。 まあ、猫さんは巨大だろうが何だろうが、みなうつくしですけどね。 猫のお雛様たちもパーティーに興奮して、捧げもののお魚を取り落とした…

稲荷寿司の日

今日は稲荷寿司の日なんですってね。もう今では、何の日でもない日というのはあるのかしらと思うくらい、さまざまな○○の日があります。 土用の丑の日のウナギで一大ブームを起こした平賀源内さんも、「こんなことになろうとは!」と、天を御仰ぎになることで…

二月の俳画 節分草

節分草は憧れの花の一つです。北陸では見たことがありません。よく似たハクサンイチゲや一輪草、二輪草は庭にも咲いてくれますけれど。想像で描いたので巨大化してしまいました。 句は、節分もすぎましたが、追儺の句 追ふもののいつか追はるる追儺かな おる…

うなされる…。

畏れ多くも ゴトンと郵便受けに音がして、本が届いた。 差出人のお名前を見てビックリ、瀬戸内寂聴様から。 封筒の中には寂聴様の甥御様の句集が入っていました。 私は詩を読むのが好きです。漢詩も短歌も、もちろん俳句も。 だから、本を送っていただけるの…

二月のテーブル 青い鳥がいっぱい

いつもランチの写真ばかりでしたので、たまに気分を変えようと。お茶の時間。 ちなみにお茶の入っているカップは家で使っている物。入っていないのが未使用、つまり、お売りしているものです。右側のドライフルーツの平鉢も使っている物。 試作品とか、釉薬…