やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

蒸し暑い日は

灰色の雲で蓋をされた蒸し器の中にいるみたいな昨日今日の暑さ。 九谷焼美術館に搬入に行ったついでにカフェの夏メニュー、加賀の紅茶のスパークリングをいただいて、一時の涼を愉しみました。紅茶の中のベリー類の甘酸っぱさも、凍ったスイカのサッパリした…

紫陽花だらけ

家の周りの紫陽花が、まるで木のように大きくなってしまったので、今年はかなり強い剪定をしています。 そんなわけで家の中はアジサイだらけ。ガラス器の中の紫陽花は、なんだか美味しそう。 お茶のテーブルにも。 玄関にも。 ともかく紫陽花だらけ。 紫陽花…

紫陽花の季節

雨にぬれて紫陽花の咲く風情は、いかにも日本的ですが、その通り、紫陽花の原産地は日本なんですものね。 シーボルトが西洋に紹介して、長崎での恋人 お瀧さんの名前を学名に残したのもよくしられています。 漢字の紫陽花は、もともとは別の花だったともいわ…

六月の猫俳画

なんとなく画面のバランスが決まらなくて、描きこんでいるうちに、俳句を書くスペースがなくなってしまった。ともかく句は 葉に葉触るささめきごとに昼寝覚め おるか ささめき、漢字は私語、ひそやかにささやき交わすこと。「ささめきごと」もおなじです。字…

リアル句会、金沢にて

久しぶりに、リアル句会。 金沢の閑静な住宅街の、不思議な色の鉄線の咲いているお家にお招きいただいて句会をしました。実際に対面しての句会は久しぶりで楽しかったです。 集まったのは、私を入れて五人でした。それぞれ、論考を本にまとめられていらした…

衣替え

家の中も衣替え。 梅雨入り前の、鬱陶しい時節ですが、カーペットを夏用のコットンに、座布団を洗いざらしの麻のカバーに変えたり、などしていると、気分も何となく明るくなります。 お手打ちの夫婦なりしを衣替へ 蕪村 衣替えという、日常の習慣と「お手打…

匠の技

軒下に逆さまになってる、この徳利。 蜂の巣です。上手に作ってありますね。手びねりで、自分の入れる大きさの徳利を作るなんて、想像してみても、ちょっと無理そう。 さすが、天然の職人技(人ではないけど)。色合いもなかなか渋い。 中は暗いのかな。そん…