やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

あけびの実

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おとなりのおばーちゃんから、またもらいました。

あけびの実。

さぁ、鳥よ虫よ食べに来い!って感じで真っ二つに開いています。

その実の部分は、甘いですけど、もう、ほぼ種、種、種。

ことしは、大雪の後の猛暑、台風と何かと災害の多い一年でしたが、植物は、ちゃんとその営みを進めているんですね。


あけびの実軽しつぶてとして重し 金子兜太


うわ!こんなものぶつけられたらたまりませんね!実の皮の部分はしっかりしていますけど硬くもないので、けがはしないでしょうけど。


  あけび割れ狐は親を忘れたり     橋閒石

  あけび熟れ文は三くだりにて足れり  橋閒石

  これやこの通草は男嫌いかな     橋閒石


金沢のご出身の閒石 先生。アケビがお好きでらしたのでしょうか。三句とも、何となく不思議な句です。私の知らないアケビの言い伝えかなんかがあるのでしょうか。