公園の木々もうっすら色づいてきました。
枝影を踏みながら歩くと九谷焼美術館。その二階に茶房古九谷があります。
珍しい中国茶が楽しめます。
今日は栗の香りのプーアール茶をいただきました。確かに栗の香りです。
その香りだけで何となく甘く感じるのはなぜでしょう。
赤絵の唐子の聞香盃が、私の作ったものです。
そして、お菓子玉菊ののっている菊の葉形向付けと。
いまは、染付の上に上絵の菊花を散らした向付けも作っていますが、お菓子の淡い色彩には染付だけなのも上品ですね。
落ち着いた雰囲気の茶房のなかには、陶芸だけでなく、漆器など展示してあります。
私の作ったものも置いていただいているのであまり褒めるのもかえってへんなきがしますが、静かで素敵なカフェです。係りの方は皆さん九谷焼についてもお茶についても御詳しくていらっしゃいます。