やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

2014-01-01から1年間の記事一覧

土用の日

土用餅を食べました。でもうなぎはがまんしました。日本うなぎが絶滅危惧ってかなしい。 滅び行くものはうつくし夏の日のああ、おまえもかアンギラ・ジャポニカ ミケ 白焼きが好きなミケさんでした。 なにか「う」のつくものを食べると良いといいますが「う…

歌仙 初表進行中

山中、芭蕉の館での連句会も、三回目。今回から日程が第三月曜日のお昼1時半からとなりました。 芭蕉の館の玄関脇には、もう秋明菊が咲いていました。 部屋から眺めるお庭もきれい。 、先回までは、 発句 山中や湯の香かわらぬ青葉闇 橋本 脇 古き館に集う…

猫文学研究その4 「猫に未来はない」

猫文学研究その4 我輩はミケ。猫である。何を隠そう我輩は猫文学研究家である。 先回はバルチュス伯のご幼少のみぎりの作品に触れたが、この夏、猫の王バルチュスの大展覧会が京都市美術館で行われている。これは、是非いかねばなるまい。 この暑さの中で出…

連句の会はじめました。

五月から連句の会をはじめました。 加賀の山中温泉、「芭蕉の館」で。 山中温泉は芭蕉も奥の細道の旅の途中で立ち寄った、歴史ある名湯の一つです。 鶴仙渓の流れに沿って旅館が並び、いかにも山深い佇まいです。 緑の中を通り雨がきらきら光るときなどは、…

7月の表紙

今日は七夕。 しかし、台風の影響か、どんよりした曇り空です。青竹ばかりが風に涼しげな葉音をたてています。 今月の表紙はカレーです。

古書の味

梅雨の晴れ間の一日琵琶湖のほとり、長浜市の古書店「さざなみ」をたずねました。 古い町並みの、古い建物。入り口から細い廊下をたどったその奥の、小さな古書店です。 小さいけれど、オーナーの目で選び抜かれた本、本、本。本について一日中でも話してい…

白花紫露草

露草の青がすき。 はるかな青。天使の服の色の青。 すぐ消えてししまうところも青という色の天上的な気配にふさわしい。つきくさという古い名前もゆかしい ムラサキツユクサは同じ露草科の植物だけれど感じは大分違いますね。大きくてあんまり清らかな感じで…

はがき俳句9号その2

菖蒲湯の香り 菖蒲の青々とした剣のようなお姿を見れば、邪気を祓うといういわれも、おのずから納得!って感じです。 どうも風邪ぎみなので、今夜は菖蒲湯で無病息災を祈念いたしましょう。 山城温泉も菖蒲湯祭りのころかな。 祭りを知らせる昼の花火の音も、…

ハガキ俳句第9号

ガタンとポストに音がして、今日の郵便が届きました。 その中にカラフルがハガキが! お久しぶりのはがき俳句です。切手は蛍でした。粋ですね。こんな切手あるのね。 西原天気さんの 「さなかに」と題のついた5句から。 手に指がならんでをりぬ日雷 天気 雷…

六月の表紙

早いものでもう六月。 北陸もこのところ真夏のような暑さです。 と、いうわけで早速素麺。うどんも素麺も冷麦も大好き。 めんくいなんです。 朝からホトトギスが鳴いています。 昨日はひさしぶりで赤ショービンの声も聞きました。うれしかった~!

青蜥蜴の茶会

朴の花が開いた午後、はるばる金沢から、お客様が蜥蜴を連れてきてくださいました。 いつもびっくりするほどセンスの良い茶箱を組み立てて見せてくださるかたです。今日も珍しい中国茶に金沢の華麗な和菓子までご持参いただきました。それなのに、なんと!私…

新緑の鶴仙渓 mokumeさんまで

今日は、山中温泉まで言ってきました。 mokume という新しい御店ができたというので、ちょっと覗きに。 まずは黒谷橋の近くの「東山ぼぬーる」でランチにしよう、と思ったら、あまりに混んでいて、あきらめざるをえませんでした。このカフェには何度かきまし…

超ミニ・マウス

玄関を出て足元を見ると、 ものすっご~くちいさなネズミ! 体長3センチ弱!気づいたのが奇跡!! 逃げ出しもしないでなにかフルフルふるえています。 あまりにも無力なお姿。保護本能を痛く刺激されましたが、我が家にはいい年して、おもちゃ大好きなミケ…

連句の会

加賀市山中温泉の芭蕉の館で、連句の会をはじめました。 昨夜は初回でしたので何人くらい集まってくださるかどういう方々かもわからなくて、ちょっと緊張しました。 大体「奥の細道」で芭蕉翁が山中温泉滞在中に巻いたという「三両吟』を初浦くらいまで読ん…

連句ことはじめ

今月から、連句の会をすることになりました。 山中温泉の芭蕉の館という風情ある建物で、次の金曜日16日 夜7時半からです。 芭蕉が加賀の山中温泉に奥の細道の途中に立ち寄ったのは、元禄2年(1689)の秋。 山中で、北枝、曾良、と歌仙を巻き、途中…

五月の表紙

明日更新予定のホームページの表紙ちょっと早く乗せてみました。 写真を撮って画像処理のため、テーブルはそのまま、パソコンの前に座ります。 ピアノが自動演奏しています。古い電子ピアノが壊れて買い換えた、最近の機種には自動演奏きのうがついているん…

山芍薬

今年もまた白い花の時節到来。 庭の山芍薬が咲きました。 このところこの小さな掛け花入れに、日日の庭の花をいけています。 一昨日も、山芍薬、昨日は一人静。今朝もまた小雨の中で山芍薬を切りました。薄い花びらが透き通って冷たい。 「氷ばかり艶なるは…

もっと光を

ご無沙汰しております。うかうかしているうちに桜の花も散り、 春はすでに爛熟の内に退廃をきざしておりますね。 ガレージの隅に落っこちて忘れられていたタマネギが必死で芽をだしておりました。 どんな逆境に合ってもベストを尽くす植物さんの健気さにはい…

四月の表紙

少しピンボケ写真ですが。 カメラもそろそろ買い替え時かもしれませんね。 ともあれ、我が家の庭にも春が来て、白い花の時節到来です。 今年は三月が寒かったので早春の花と晩春の花が一気に咲き出して大賑わいです。 土佐ミズキやコブシといっしょに裏山の…

むらさきの菊咲きイチゲ

やっと暖かい日がめぐってきて庭の草花もようやくつぼみを擡げました。 川べりに真っ白なイチゲの群落がまず咲き始めて、少し遅れて、庭の紫のイチゲが顔を出します。 神秘的な色です。その芽は濃い紫、芽だちのときは細い黒い指のように怪しげです。 それを…

今月の表紙

今、金沢の茶房一笑ギャラリーで「花一会」と題して展示会をしています。 染付けの櫻の器を主にならべました。花待つころの器たち。 黒米ご飯を、花の山に見立てて。

金沢の個展準備

三月一日から 金沢東山茶房一笑で個展をします。名づけて「花一会」。 桜の花の待ち遠しい頃なので、染付けの櫻の文様器たちを新しく作ってみました。 やりのこしたこともあるけれど。 出来たものをリスト作って荷造りして…。これがけっこう大変なんですよ。…

猫お雛様

今年も登場、猫のお雛様。 外は大雪なので箱橇に乗った雰囲気で。 今年のお雛様は、やや小柄です。 春よ来い。猫が伸びをする春よ来い。 箱橇の手前の二匹は虎の子箸置きです。 「橇なんか曳いてられっかよ」と、ふてくされております。

青空入りつらら

立春がすんでから寒くなるのも珍しいことでは在りませんが、 ここのところ冷え込んでいますね。 氷柱が激しく成長しています。軒から最長112センチ!こんな長いの始めてかも。 遠い昔に絶滅した、サーベル・タイガーの口の中ってこんな感じかな。 つららを…

二月の表紙

今月も、ホーム・ページの表紙の写真をこちらにアップしておきます。 チョコレートいろいろ

雪に蝋梅

冷え込んできました。 満月蝋梅の花に雪。寒そうです。 蝋細工のような質感の花も雪にうなだれています。 花びらの明るい黄色も、水仙にも似た清冽な香りも好きですが、枝振りがいまいちな木ですね。 とはいっても、この時節に咲いてくれるうれしい花です。 …

今月の俳画

おだやかな松の内も過ぎ、明日から北陸は雪の予想です。 いえ、すでに降りだしていますね。闇の中にちらちら白いものが見えます。 さて今月の俳画。 描いたのがちょうど七草の日だったので、そのまんま、すずなすずしろほとけのざ、です。 芹でも芽を出して…

今月の表紙

今月もホームページの表紙をこちらにアップしておきます。 いまだお正月気分でにぎやかです。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。 今年も静かなお正月です。今日はもう3日。穏やかなお天気になりました。 賀状をアップいたします。 良い一年でありますように。 そして今年もどうぞよろしく