やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

山芍薬

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今年もまた白い花の時節到来
庭の山芍薬が咲きました。

このところこの小さな掛け花入れに、日日の庭の花をいけています。
一昨日も、山芍薬、昨日は一人静。今朝もまた小雨の中で山芍薬を切りました。薄い花びらが透き通って冷たい。
「氷ばかり艶なるは無し」と心敬僧都は「ささめごと」に書いています。
芍薬はそんな冷え寂びた美意識にもかなうのじゃないかしら。
白玉のような莟もいいけれど、深紅の蘂が覗くのがまた艶なる風情の花です。

白山吹も見ごろです。
裏庭の白い花水木に白蝶がたくさんやってきて、まるで花が花に酔っているかのよう。不思議な眺めでした。
地球は美しいな。