やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

白花紫露草

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露草の青がすき。

はるかな青。天使の服の色の青。
すぐ消えてししまうところも青という色の天上的な気配にふさわしい。つきくさという古い名前もゆかしい

ムラサキツユクサは同じ露草科の植物だけれど感じは大分違いますね。大きくてあんまり清らかな感じでもない。いわば、地上的かな。
地上的、別に嫌いじゃないけど。なつかしいし、入梅の季節を教えてくれるもの。
そのムラサキツユクサの白花。だとおもうんです。トキワツユクサとは花の形が違うようなので。紫の筋が入ったのもありますし。
持って回った話になってしまいました。

シロバナムラサキツユクサ 長すぎて俳句にもむかないですね。けど、ここはひとつ捻ってみますか

 雨意確かシロバナムラサキツユクサに  おるか

うーん苦しい。


白い花が好きなので、たとえば紫蘭も白花をえこひいきしています。
鉄線も原種の白が好き。
朝顔若冲の絵にあった、白の中に藍の筋が入っているのが粋だとおもう。