三月も半ばというのに、今年はまだ初蝶をみていません。
鶯の声も聞こえない。
それでも、裏庭でオウレンの花を発見。毎年二月の末頃に、雪間に小さな星のような花を掲げてくれる嬉しい花です。
二週間くらいは遅れていますね。
オウレンの根は漢方薬では健胃、整腸に効果ありといわれています。一寸噛んでみると強烈に苦いです。良薬は口に苦しとは言うけれど、ここまで苦いと、飲まずに我慢した方がましなような気がします。
風車のような実もおもしろい。
じめじめした日陰の写真に撮りにくい場所を好んで、忽然と現われてはすぐ消えるオウレンの花。注目を浴びるのなんて嫌なこったと言ってるような、暗いめキャラが嫌いじゃないのよね。