やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

紫陽花

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梅雨の季節の花といえば紫陽花。

山道に額紫陽花が咲いています。環境が合うのか、庭の紫陽花も大きくなりました。アジサイは日本の花、シーボルトが愛人の「お瀧さん」の名前を学名にしたことも、有名な逸話です。

変化にとんだ、微妙な色調がきれいです。紫陽花は万葉集などにはあまり詠まれていませんが、近現代の短歌にはかなり顔を出します。好みの変化でしょうかしらね。

紫陽花や帷子時の薄浅葱  芭蕉

帷子は麻のの着物のことだそうです。「夏の着物を着るころになったその季節に、いかにも似合う浅葱色だよねー」いうことなのでしょうか。

アジサイは切り戻してやらないといけないので、今日は家じゅう、紫陽花の花でいっぱいです。
大皿に紫陽花山盛り。美男カズラの蔓が、何となく似合う気がして活けてみました。

瓢形の小皿は頂き物のわらび餅。加賀水引風の赤い輪ゴムがあまりにもかわいかったので写真を撮りたくなっちゃいました。