北陸の冬の味といえば蟹!
普段は粗食、文無しの私ですが、蟹をいただくこともあるんです!
京都は宇治の料亭「八百忠」さんから頂いた、食べやすいよう丁寧にきりわけられた、至れり尽くせりの蟹さんです。
物々交換?っていうんですかね。曾宇窯のお皿と交換、みたいな?
なんだかエビで鯛釣った気分です。
紅梅白梅図木の葉形皿に盛り込んでみました。
最後のひと働きとばかり去りゆく今年の干支の酉向付けに、風呂吹き大根。
赤絵竜紋盃に酢の物、
百花徳利、そして椿のとっても小さなぐい飲み。
さて雪景色を肴に、というには大分消えたけど、冬の雷をききながら一献といきますか。
今夜は仕事になりそうもないな。
一灯に一膳の箸鰤起こし おるか
この句は、いつもの粗食の夜に作ったんでちょっと雰囲気違いますけどね。