さすがにに師走は忙しく、更新できませんでしたが、昨日は北陸の冬には珍しい、穏やかに晴れた日だったので、ちょっと外出。
古い町の歩道は並木の根っこがアスファルトを持ち上げて凸凹しています。なかなか風情がありますね。こういうのも一種の木の根道っていうんでしょうか。
冬の並木道って良いですね。光と影が修道院の回廊のように静かに交錯して、何となく物を思わせます。
途中、お腹が空いたので、フゾン・カフェ＆スタジオで、イート・インしました。
なにか軽いものはないか、と伺いましたら、ちょうど仕込んでいたアンチョビ・ソースを使って、オープン・サンド風クロックマダム、アンチョビ・ソース（複雑！）を作って下さいました。お野菜も。とてもきれい。神秘の野菜ロマネスコなど使ってあって。
このクォリティで８００円はやすい！
でも、たまたま仕込みの時間だったので作っていただけたけど、普段はオープンサンドはメニューにないんですって。ラッキー！でもいつもじゃないのは残念。
このカフェでは朝早くから若いスタッフがきびきび仕事していらっしゃいます。私のような年になると、若い方は男の子も女の子もみんな健気でかわいくみえます。がんばって生き延びてほしいな。あまり良いことのある世の中でもないけど、まだまだ美しいものはあるから。たまには、とっても美しいものも、ね。
