やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

水枕

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我輩はミケ。猫である。
猫であるからには、どんな暑い日でも昼寝をせねばならぬ。
かつ、ここで寝ると決めたからにはなにがなんでもそこで寝るのが猫道である。

「一階の方が涼しいよ」とオルカはさも心配そうに言うが、我輩がそれを知らぬわけはない!今日はこのアレルギー・フリーのパッド・シーツで寝るのだ、とわが直感が告げたのである。
 直感にしたがって暑ければデレデレに伸び、寒いときには鼻を隠して丸くなる。それが我輩の生き方である。

オルカが水枕を置いていった。「へん、小賢しいまねを!」と思ったが、頭をちかづけてみるとこれが、けっこう快適である。水枕、くるしゅうないぞ。


  河童忌の夢のたゆたふ水まくら  ミケ

7月24日は芥川龍之介の忌日、河童忌である。これを「河童の忌」と書くと、どこかの川の河童さんの忌日だと思われてしまいかねないので注意せねばならぬ!
(どっかの川の河童の忌日なんて知らネーよ!オルカ突っ込み)