まだまだ寒いけれど家の奥まで届く光に木のテーブルが温まっています。二月の光は、なんというか、直截?ストレートフォワード?まっすぐな、というと光なんだから当たり前だし。まぁ、率直、な印象です。
そんな二月の光の中、白磁の白が、ことのほか際立って見えます。この窯は、特に、白く焼きあがりました。本当に雪のように白い。こんなきれいな白に絵を描けるのは幸せだな、と思います。紙よりきらめいて、雪より緻密で、磁器って美しいな、と改めて思いました。
寒晴れや白磁の兎真っ二つ おるか
箸置きの兎さんです。お正月に作った句です。