上絵を窯から出しました。カフェ・オ・レ・ボウル,御飯茶碗、菓子鉢などなど。
手前の虎の子箸置きは今回作った50匹ほどのうちの最後の十匹です。次の寅年に、仕事できてるどうかわからないから、ひょっとすると本当に最後の十匹かもしれませんね。
ともあれ、明後日くらいに美術館へ、搬入しましょう。
ああ、日がさしてきました。雪晴れ間の光って格別に澄んでいますね。
屋根の上の雪もお日様が出ると、かなり溶けます。太陽の力、素晴らしい。
木偶の身を打てば木の音春の雪 おるか
白山のふもとの村に木偶回しが伝わっています。愁嘆の場面で木偶人形が激しく自分の身を打つのですが、人形なので、ぽくぽくと木の音がしてしまうのでした。哀れながら、ちょっとおかしい。