今日はうっとりするような冬麗の一日でした。昨日までは雨でしたから安心して窯が焚けます。あまり乾燥しているとちょっと怖い。
曽宇窯はガス窯なので、扉の窓から15センチくらいは炎がでています。窯の両脇からはもっと長く出ているんですけど、この写真ではわかりませんね。明るいと見えにくいかと思ったんですけど。
冬の窯焚きは楽しいものです。窯の中で炎が喉を鳴らす音を聞きながら、本など読むのも、ちょっと良い。と言っても、読みふけるわけにはいかないので、軽めのミステリーとか短いエッセーなどを、よく読みます。今日はもう三冊読んじゃった。焚きあがるまでにもう二冊は行けそうですね。いざとなったらダウンロードですぐ読めるのはありがたい。昔は読む本がなくなって困ったりしたものですが。
田舎暮らしはネットなしではできませんね。近くにお店がないのですもの。釉薬を合わせるのに必要な比重計を割ってしまった時など、ネットで注文したらすぐ届いて、たすかりました。
さて、今夜は星も良く見えそうです。冬の大三角形、探せるといいな。
陶窯の一つ目赤き雁渡し おるか
雁渡しは秋の季語ですけど。近くの鴨池の、そろそろにぎわって来たというニュースがあったので。