秋になると、ボードレールを読んでしまう。「秋の歌」とか「午後の歌」没落の魅力がたまらない。いかにもいかにも秋らしい。
ついでにこれも毎年モーツァルトのピアノ協奏曲かける。誰でも知ってる名曲ですよね。子供のころから何十年も同じ曲を聴いて、同じように泣くのだから、あきれる。あれもこれも、いかにも、それっぽいもの古典的なものばかり。
我ながら、くさい好みだとは、おもう。ちなみに好きな魚は鯛です。
家族に、個性に乏しい奴と言われていました。絵を描いてもあたりまえな絵になってしまう。自由奔放に憧れる。これぞ月並みのきわみですかね。
菊食うべせんなきものの腑に落ちぬ おるか
月並みが好きなら好きでいいじゃないか、と居直るこの頃。