2021-02-07 二月の俳画 節分草 里山歳時記 節分草は憧れの花の一つです。北陸では見たことがありません。よく似たハクサンイチゲや一輪草、二輪草は庭にも咲いてくれますけれど。想像で描いたので巨大化してしまいました。 句は、節分もすぎましたが、追儺の句 追ふもののいつか追はるる追儺かな おるか 鬼を追い払おうと必死で追いかけるのがすでに鬼の形相…。 「君が深淵を見つめるとき、深淵も君を見つめているのだ」と言ったのは、ニーチェでしたっけ(うろおぼえ)。 冷静なつもりでも見つめるうちに、ついには魅入られてしまう。心しましょう。