やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

朴の花

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つぼんでいたのがすっかり開いて、窓の前の朴の花。まさに天上の香り。
あまりにすばらしい香りなので窓を開けて寝ています。

この写真は実は数日前なので、今日現在、手前の花は、力を使い果たして散る寸前です。
散る寸前は良く薫るというけれど、新しい花も次々開いているので、私にはわからないです。

ぱとりっく・ジュースキントの小説「香水」の主人公グルヌイユなら、嗅ぎ分けたことでしょうね。
なかなか面白い小説でした。たしか映画化されたんですよね。
主人公は、天才調香士でした。調香ってすばらしい仕事ですよね。
でも、朴の花や、五月の雨上がりの森とか、自然の香りを越えるのは至難なことでしょうね。