九谷焼美術館のカフェ「茶房古九谷」はきょうは薔薇がいっぱいでした。
五月はバラの季節ですね。
こちらのカフェでは、美味しい中国茶がいただけます。サービスにもう一煎冷たいお茶を淹れてくださいましたが、その器がずいぶん昔作ったものでしたので、なんだか懐かしく、写真を撮りました。お茶うけの入った豆皿も、昔、若いころ作ったものです。
ミニ薔薇の莟にかくれてしまうほどちいさな器たち。
奥の菖蒲の絵の器、グラッパなど、これできゅっと飲むと粋なのではないか、と思います。ふふ。
甘夏のふさに種透く帰郷かな おるか
二十代に作った句です。昔は夏ミカンとか八朔とかよく食べたものでした。
なんとなく昔のことが思い出される一日でした。