やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

新年の展示会

加賀市動橋の丸八製茶場ギャラリーで展示会をしております。瀟洒なギャラリーに冬の日差しが明るい。猫の俳画なども展示していただいておりました。我ながら、俳画もたくさん描いたものです。

 手前の四方小皿はお正月遊びの唐子たち。

「遊びをせむとや生まれけむ 

戯れせむとや生まれけむ

 遊ぶ子供の声聞けば

わが身さえこそ揺るがるれ」

とは、梁塵秘抄のうたですが、遊ぶ子供は描いても楽しい。

この歌は、遊女の歌で遊びも戯れも性的な意味合いがあるという説もありますが、子供の声に自分自身も乗ってしまう、という感じ方の方が、わたしはすきです。

 

深紅の大皿。お正月っぽいかな。

 

こちらは、菓子鉢の見込みの兎さん。元気そうでしょ?走るの早そうな兎さん。

 

万両などの植栽と一緒に展示していただいて、雰囲気の良い会場です。そして

お茶が美味しい!まず奥の聞香盃に冷たいお茶、そのあと加賀棒茶、煎茶御抹茶などなど各種の中から好きなものを選べます。お菓子は今日は生麩のお饅頭を焼いたもの。麩饅頭は夏のものみたいな思い込みがありましたが、焼くとまたおいしいですね!写真を撮る前につい一口食べちゃいました。

お茶はBottoという新作(?)のおちゃです。コクがありました。

 このあと、もう一煎あたたかいお茶をいただいてこれで500円って、すごくお得な気分です。大満足で会場を後にしました。

会期は一月いっぱいですが、展示替えをして、二月は染付中心に続けてさせていただけるそうです。

カフェ実生https://misho.kagaboucha.com/  あらら、リンク失敗しちゃった。

喫茶 10:00~12:00(L.O.11:30)
   13:00~16:30(L.O.16:00)