やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

鶏頭の…

 

 鶏頭の十四五本もありぬべし  正岡子規

 

近代俳句の濫觴を飾る句としてあまりにも有名な子規の句。不思議な句ですよね、幻視なんでしょうか。

鶏頭の鮮やかすぎるほどの色彩とグロテスクともいえる花の姿、それが十四五本もあったら、うなされるレヴェルです。とはいえ、鶏頭はこの一句によって俳人には大切な花となりました。お皿に描いても迫力ある~。

鶏頭の二本ばかりもありぬべし  おるか フフ

 

秋冬には赤い色の器が恋しくなるもの、と思って赤絵主体の上絵を焼きましたが、今日はクレイジーな暑さ。

台風によるフェーン現象‼ フェーン・風炎という当て字がごもっとも!