やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

十一月の表紙 菊と薔薇

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今日は素晴らしいお天気でした。テーブルに降る光も澄んでいます。小鳥の声が聞こえます。シジュウカラヤマガラかな。こんなに澄明な秋の日、雲の流れる音が聞こえる気がする。

国花や市の花のあるように、それぞれの文化は、大切な花を持っています。日本なら、春の桜と秋の菊、西洋も花に色々な意味がありますが、イコノロジー的に薔薇も大きいですね。菊と薔薇の文様については書きたいことも多くてmながくなりそうなので、それは、またいつかにしましょう。

  さて、栗ご飯のよそってあるのは赤絵菊慈童碗,その上菊の葉向付けに甘えび。

左の柿とセロリのサラダの器は蔓薔薇文様です。その上、色絵染付薔薇文様皿に合鴨とマイタケの包み焼。左の赤絵金彩のお湯呑みのなまえは「廃園の薔薇」です。左側は呉須赤絵菊花片口にゆず風味の大根漬け。

写真を撮ってから、食べるのですが、静かすぎて、自分の咀嚼音が気になります。

 

 遠山に日は濃し菊を食ぶる音   おるか