亀さん箸置き
染付のまずは線描。かわいたところでダミ(濃いところ薄いところと塗り埋める)をします。右側の黒く見えるのがその状態です。
その上に釉薬をかけて本焼きをすると、その下の青い色の亀になります。焼かれて一回り小さくなるんです。動物を作るのは楽しい。
かたつむり舞ひ亀は鳴き人はやむ おるか
「亀鳴く」は晩春の季語です。私はその鳴き声を聞いたことないですけど。
勿論、植物も好きです。
写真、上の花菖蒲の箸置きは五月の節句にまにあうかどうか、あやしくなってきました。
見えにくいかと存じますが、三枚の板を結わえたような生地になっています。八つ橋に見立てて。染付の後、色絵を加えてみようとおもっています。
切っ先に天のかしぐも花菖蒲 おるか