やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

白花好き

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 梅雨入りも間近の鈍色の空には、紫陽花が似合いますね。
我が家の小さな庭にも、数種類の紫陽花が咲き始めました。白い紫陽花がすきなので、アナベルや柏葉紫陽花等いくつか種類が咲きそろいます。。
紫陽花によく似た、ガマズミやヤブデマリなども混在しているので多少紛らわしい景色です。

 白い花の色の発色には、可視光線を吸収する仕組みのものや、逆に紫外線を吸収して可視光線を散乱させるものなど、花によってさまざまなちがいがあるようです。

 確かにし、一口に白といっても、実に微妙なニュアンスがありますものね。
絵を描くときも、白の使い方は考えます。黒は一見強く感じますが、私には、白の置き場所のほうが難しく感じられます。

 白くつややかな磁器の肌に絵付けをすることも、いまだに、なにかためらいを感じます。
私にとって、黒は、身近な、落ち着く色なんです。そして白は憧れの色、なのかな。

そのせいか、例えばつゆ草の白花のような、普通は別の色がお定まりになってる花の白花には、異常に惹かれてしまいます。

ムラサキツユクサの白花、咲きました。ほのかに紫の気配が残って、やつれた感じなのが,また一入です。


 紫陽花に雲の薄鈍流れけり  おるか


ちょっと意味不明ですね。、淡い雲の影が流れている光景を表現したかったんですけど。即吟下手なんです。