やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

年末である

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我輩はミケ。猫である。
今夜はオルカは、窯詰めをしている。カウントダウン窯焚きはさすがに大変だから一日でも早くしたいと,朝から立ちっぱなしで仕事している。
 しかし我輩から見ると大晦日にしろ新年にしろ人間のかってにきめた暦日である。つまり恣意的なことに過ぎない。旧暦やユダヤ暦イスラム暦で祝った所で時間が早く進むわけでものどかになるでもなんでもないのである。それを大晦日になる前になどと、この一週間連日夜中までしごとしている。こういうのを自縄自縛というのである。

 まぁ、炬燵を独占できるのだからいいようなものだが。
炬燵の中でぬくぬくあったまると、一寸気分を変えて炬燵の上で寝てみたりもする。
そんなわけで、炬燵に天板を置かぬように言いつけてあるのである。オルカは、隅の方で花台用の小さな板でちまちまとノートをとったりするのである。
庇を雪の打つ音がする。オルカの奴、いつまで仕事するつもりなんだか。