やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

はなびら餅

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あけましておめでとうございます。
今年が良い年でありますように祈念いたします。

 と、云うわけで、初詣に行ってきました。まず加賀一の宮菅生石部神社。深い裏山を抱いた気配が厳かです。いつもは静かな境内も今日は善男善女で賑わっていました。

 次に近くの愛宕神社にまわります。火伏せの神様ですから、窯焚きが安全で上手くいくようにお願いしました。拍手を打つと太鼓の音が高まりました。録音ではない実際に打っている響きで、聞きほれました

 もう一社、大原神社に足をのばします。人気のない参道、わびしい社。実にもの寂びた風情です。
 軒に下げられた灯りが大揺れの風の中、雅楽が社殿の奥のほうから聞こえてきます。えてんらくかな。録音でしょうが、寂れた神社の風の中で聞く雅楽は泣けました。
毎年三社を回って帰ります。帰り道に富樫の馬塚があります。

 体が冷え切ってしまったので、九谷焼美術館の茶房によってお茶をいただきました。こちらも毎年二日から営業してくださるので初詣の帰りのお決まりコースになりました。

さて写真は加賀の名菓子舗「福文」のはなびらもちです。おいしいです。
急須は稲出氏の煎茶碗は私のです。龍のお皿は壁掛けになります、


 北国の薄き日はなびら餅にかな  おるか