やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

元旦の光

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 雪や風で大荒れの元旦でしたが、ふっと日の射すときもありました。
部屋の奥まで届く冬の光。赤絵の大鉢一時照らしてまた翳ってゆきました。

あけましておめでとうございます。新しい年が良い年でありますように。

 この大鉢は生地におおきな気泡があります。窯の中で、ちょうど草加煎餅のように膨らんでしまったんです。割るのも不憫なので手元においています。
 ゆがんだり釉薬がちぢれたり、窯の中ではさまざまなことがおきます。そういうものを失敗であり過瑕と見る方も多いでしょう。でも私には、ちょっといとおしく感じられるんです。