やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

九谷焼美術館開館

地震の後、閉館していた九谷焼美術館が6日から通常通り開館になりました。

こじんまりした美術館ですが古九谷の名品も多く収蔵されていますし、心配でしたが、作品に被害はなく、施設の安全点検のために閉館していたと聞いて安心しました。

二階のカフェ「茶房古九谷」もオープンしていました。

初詣の後、立ち寄って、花弁餅をいただくのが、私のお正月の、お決まりだったのですが、ちょっと遅めでも今年も花弁餅を味わえてうれしい。

赤絵のお椀は干支の龍と蓬莱島の絵ですね。お茶の香りにホッとしました。

禍福は糾える縄の如し、といいます。新年早々、これほどの災害に見舞われたからには、新しく明るいものがきっと芽吹いてくるのだろうと信じたい。

とはいうもののニュースを見ているとなかなか仕事に手を付けることができませんけどね。

 

 忍び手に打てど山茶花散り止まず  おるか

 

あまり大きな音で手を打つのがはばかられる気分。