昨晩焚いた、素焼き窯の余熱で、猫雛様たちを温めています。
小さなお雛さま達とは言え、粘土の塊ですから、表面は白く乾いても、芯まで、完全に乾いたかどうかは判断しにくいですからね。 特に、気温も上がらず湿気も多い冬場は。
かといってストーブを近づけたり、急速に乾かそうとするのは、ひび割れのもとです。
気長に待っているのが良いのですけど、年内に仕上げるとなると、これから、乾燥したのちに素焼き、そのうえに染付など下絵の絵付け、そして釉薬をかけて仕上げて本窯にいれ、その後、上絵の絵付けをして、錦窯に入れる。 …かなり厳しい日程になりそうです。小さなものを作るのは楽しいけれど、結構手間はかかるのよね。
しぐれ来るいまだかたちにならぬ土 おるか