2023-12-07 暮れ早し おだやかに晴れて、、でも「小春日」というには冬ざれていない気もする一日でした。さりながら、さすがに暮れるのは早い。 冬至の前のこの頃が一番暗い時期ですものね。 紙の彫刻家樫尾氏の「灯り」シリーズにクリスマスまでボーブルを増やしていこうかな、と考えているところ。 「中庭に薪束の投げ落とされる音が葬送の響きのようだ」とボードレールは冬の来るのを嘆きましたが、朝からお向かいの柚子の実を落とす音の響きが、まるで太陽を刈る音のようでした。 小春日をよろこぶものに薬指 おるか