菊の花が急須の中で開いてゆくのを待つ、そのひとときも味のうち。
一輪添えられた花は仙人草です。
菊の露を飲んで不老不死を得た菊慈童にあやかって、仙人の気分で公園の緑を眺めました。
クコの実と、棗もはいっているのかな?ほのかな甘さが猛暑の夏の疲れをいやしてくれるようです。
豆皿もぐい飲みも、昔作ったものですが、久しぶりに出会えてうれしい。
さて、ここ、九谷焼美術館に階のカフェで来る12日句会をするはこびになりました。美術館は休館の時期なので、ご見学のかたのおじゃまにはならないし、静かでしょうし。
日本語以外のHaiku もOKです。と、言っても私は英語とフランス語のほかはわかりませんが。
夏菊の黄に疲れある帰郷かな おるか
二十代のころの句です。ああ、往時茫々